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「創」KER創業アーカイブ
会社の歴史を各駅停車で気ままにレビュー。現役社員はこの流れの先に。
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 2021/06/26   (25/52週) ガスクロマトグラフ質量分析計の更新
先週は、当社でクロマトグラフィーを行う分析設備1台の更新を行いました。
新しい設備は、日本電子(株)製 ガスクロマトグラフ質量分析計JMS-Q1500GC(オートサンプラー不含)。一般に、ジーシー・マス(GC-MS)と呼ばれるタイプのガスクロ設備で、当社では初導入から2代目にあたります。

2009年当時、当社ではガスクロ設備として、すでに国産のFIDを保有していました。そこから溶剤の分析だけでなく、特化物も扱えるようにするため、設備構成の組み方として、当社ではGC-MSも導入してみることになりました。
(この選択は、飲食店の厨房にたとえるとスチーム・コンベクションを導入するかどうかに似ています。導入しないからといって、その作業場の設備が脆弱というわけではありません)

初代のGC-MSは、5年ほどメーカーのデモ機として使用されていた海外製品でした。これはこれで重宝し、当社でGC-MSを軸とした分析の作業フローを構築するのに貢献して参りました。このたび老朽化のため、国産の新品に更新する運びとなった次第です。(パソコンが英語表記から日本語になっただけでも嬉しい!)

先週は一週間をかけ、機材の搬入からメーカーによる初期セッティングに3日、オペレータ教育に2日間が予定され、そのように消化されました(講習の参加状況は、技術員がそれぞれサンプリングに出ていない時間帯に受講する形)。

新旧を比較した印象は、まず本体のサイズが3分の2ぐらいに。暖気運転の時間は、10年の開きがあっても大差ない模様。そして、使い方(分析作業手順)。これが全く違うように感じられるとのこと。動作原理が同じでも、制御系のデバイスが最新になったことで、人が関わるインターフェースに隔世の感があるのでしょうか? (それともただたんに、海外製と日本製の違いでしょうか?)

ともあれ、ラボの新しい仲間を歓迎しつつ、技術員が協力し合い、急ピッチで運用体制を立ち上げていきます。

 
 2021/06/05   (22/52週) 局排の設計支援、実績第1号
昨年11月、当社が作業環境測定を受託する工場様から珍しいオファーをいただきました。
「粉体を扱う簡単な局所排気装置を設置することになった。設備の基本設計と現物(集じん機やダクト配管)の調達・据付施工は出入りの業者でするので、監督署への届出申請書類の準備だけをアシストしてくれませんか?」
そのような参画の仕方は初体験なので、やり遂げられない場合もあることをご了解いただき、とにかく当社で一度、お請けしてみることにしました。(プロジェクトコード:[KT005H-S00-20])

「設計支援」と銘打ったサービス・パッケージにし、料金のご精算は3回のタイミングに分割させていただきました(設計自主審査時/届出申請時/完成検査時)。以後、さまざまな出来事を経て、半年後の先月5月末、アシストを完遂することができホッとしています。

◆今後に備え、局排の設計支援を請ける際のポイント(お請けできる前提条件)を整理してみました。

【1】工事関連業者の許認可のエビデンスをいただく。
(建設業の機械据付と管工事。cf.電気工事業は受託範囲外とする)
【2】「設計自主審査」で当社が指摘する構造要件・機能要件の不備は修正していただく。(ダンパーをつけて下さい、フレキをはさんで下さい,etc.)
【3】届出申請の直前(施主の実行案件になったタイミング)で、現場の採寸をもう一度していただき、完成検査時に設置状況との不一致による図面修正〜再計算が発生しないようにする。(発生すると届出書類の差替えを要求されるので、その追加工数に対する追加料金をご了承いただく)
【4】工期中、フード完成時・ダクト系完成時など当社の段階チェックの折、寸法違いが発見された場合は修正ないし再製作を了解いただく。(寸法公差:5mm未満とする)
【5】施主は製造現場の作業部門との内部コミュニケーションを踏まえ、コンセンサスのとれた設備仕様(寸法のシバリ等)を要求できていること。


意外に大事だと思われるのが、【5】です。
先日、別件(こちらは設計支援でなく全部を請けた案件)で、見積時の設計仕様でキックオフ後、社長様より「ワークの取り回しが悪いので、フード開口面の間口を15cm広くして欲しい」とのご要望が出た事例がありました。届出申請の直前でこのような設計変更のリクエストが出るのは、対応する側(当社と専門業者)にとっては辛いのですが、お客様にとっては内部コミュニケーションが深まって(不足が軌道修正されて)大変喜ばしいことです。

工事屋さんであれば、設備の設置が済めばしばらく来社する用事がなくなりますが、当社はその後も定期的に作業環境測定でお邪魔する測定屋です。決定権者さんだけに取り入って、作業者の皆さんからみて「性能はいいけど作業とミスマッチがあり、費用対効果の出ない設備」あるいは「そこそこの設備であることが後でわかったが、導入時に意見も聞いてもらえず、そのプロセスに遺恨がのこる設備」などを提供してしまうと、その後の測定で現場にお邪魔する都度、申し訳ない気持ちになります。

設備も、測定料金という固定費も、出所がおなじ経営資源(ヒト・モノ・カネ)から姿を変えたものです。せっかく調達したモノ(設備・報告書)は使いこなし、生かさないと、効果のないまま引き算的に、賃金(カネ)だけが抑制されてしまい、(ヒトの)健康障害防止にもならない。そのことは従業員さんもよくご存知でしょう。ましてや局排という設備の導入にともない、従来の作業方法は大なり小なり影響を受けます(=品質との両立の課題が増えます)。だからこそ、「設備が使いこなせるかどうかは現場次第なのに、われわれとのコンセンサス不足で見切り発車とは、いかがなものか」と、お嘆きになることが起きかねない。社内の士気・信頼関係を損ねた出来事のリマインダー(思い出させる現物)に、当社の設計した設備がなってしまったら……。

ですので私ども測定屋が設計支援に関わる際は、ある意味で工事屋さん以上に責任があり、その手数料を大きく取れるような立場ではありません。客先の内部コミュニケーションの分断(決定権者の独断専行や無自覚のコンセンサス不足)を助長するような関わり方は、ゆめゆめ当社の業界では出来ません。客先の固定費ではない臨時の原資、あるいは個人消費をターゲットとする業種にのみ、許されるアプローチではないかと思われます。

事業所様に健やかに栄えていただけるよう、経営資源のバランスが、より整っていくことのお手伝いができればと心掛けています。

 
 2021/05/08   (18/52週) ラボの床面をリニューアル
この春、昨年から検討していた社内作業場の床のリニューアルを行いました。
工事の趣旨は、排水に至る水廻りの老朽化対策です。
付帯工事として、スクラバー(倉庫にある設備)の設置床面の補修も行いました。

工期は、本工事が4月29日〜5月5日(5月3日はコンクリ乾燥待ちの養生日)、準備工の開始が3月27日、残工事が5月8日までです。

時を同じくして、2階の更衣室の模様替えを行い、これで年末年始の2階の模様替えも完結しました。

この連休中を費やし、施主として社長夫妻が工事の監督などを取り仕切りました。
社員は連休前と連休後の出勤日に、什器・備品の仮搬出と復元を行いました。

 
 2021/05/01   (17/52週) 溶接ヒューム、施行1ヶ月の経験値
 溶接ヒュームの法改正がこの4月から施行となり、ひと月が経ちました。
 個人ばく露測定について、当社では実施が(3/31を皮切りに)3社様、報告書の納品に至ったのが1社様(4/23)というのが現状です。いずれも当社近隣の事業所様の小規模案件で、経験をスタートさせて頂きました。(見積の回答件数は、累計で現在17件)

 技術部・営業部が協力し、細かい創意工夫をこらした結果、ようやく自分たちの「型」が見えてきました。お待たせしましたが、今後は既存顧客で規模の小さくない案件にも、本格的に着手していけそうです。


【1】 初回経験を踏まえた改善・補充点

 サングラスは遮光度が4のものを持参する(3度ではまぶしく、5度ではポンプのパイロットランプが視認できないため)。現場の隅に座れるよう、折り畳みチェアーを持参。
 サンプラーのホースを背面で固定するために、服飾用のクリップを2個、ホースの外径に仕込む。装着アシストの際、ホースに少しヨリ(ねじり)をかけて襟元まで持っていくと、ろ紙ホルダーの向きが良い感じに定まる。
 マスクをした作業者様に溶接の種類を確認しやすいよう、溶接の分類表を紙で持参し、「(今から熔接棒でやるよっ)」などと指さしていただく。
 営業見積のため下見に訪問する際、個人サンプラーを持参し、装着体験をしていただく。(不安が解消され、事前調査の簡素化につながる)
 正式な受託後、事前調査の仕上げとしてアンケート用紙を活用。(メールかFAXでやりとり)
 採取を終えて撤収時、管理部門の人にろ紙の色を見ていただく。(フラックスと無関係な溶接にも個人ばく露測定をしていただいたことへのお土産、かつ、マスク運用管理の動機付けに。ベージュ色〜こげ茶色の付着は、相当なインパクトがあるようです)


【2】気づいた点

 ヒュームの蓄積量(絶対量)を問うているのではないのに、その日の「全作業時間」の採取が求められる理由。操業がたけなわとなり、換気設備による換気がいよいよ追いつかなくなってくる時間帯があるかもしれない。その時間帯も加味してマンガン濃度の代表値を得るために、このような法制度になったのだろう。

「均等」ばく露作業のくくりの難しさ。下見時に「大差ない」と感じて同じエリアにデザインした2名様が、えらく不均等だったりする。図面とワークを交互にみながら溶接する工程、読図が少なく治具を多用して主作業率の高い工程、溶接ロボットに送りをかけて自分も手溶接を行う「複数アーク発散源」の作業場など、ばく露量にはかなりのばらつきが潜在する。2名以上というサンプルは(代表値を導く)最低限の試料数なので、作業のくくりを大きく誤らないことが大切。

 営業員でも測定を代行できるケースの見極め。「1人作業×2日」のエリアの2日目などは、もう作図スケッチは終わっているし、作業者様も装着に馴れているし、営業員が代行できる候補となる。ただし、途中でろ紙の交換やグリスの塗り直しが伴うようなばく露量の現場であれば、そのスキルも要求される。(建設現場の気中アスベスト測定が代行できる営業員なら、まずこなせる)


【3】張り付き度合いの調整

 当初、業界が講習などでお世話になっている半官半民の測定機関さんが、個人ばく露測定を「現場に終日、張り付き」のスタイルで実施なさった、と耳にした(サンプラーの装着がずれてきたら、歩み寄って直すなどの対処のため……と事業所側は認識)。当社はこれにどの程度追従するのか、今だに社内協議が続いている。それは測定員の拘束時間に関わるし、もちろん測定料金にも影響する。

 報告する成果物は、採気量を分母にヒューム中のマンガン量を分子とした、割り算一発の「濃度」(とそこから判定される要求防護係数)である。そのため、機材だけお貸しして、分母の採気時間量(を導く除外時間量)だけヒアリングすれば、人も張り付かずにどんどんこなしていける測定案件ともいえる。

 しかしこの測定結果を、設備改善をはさんだ「改善前・改善後」のデータとして活用する場合、はたして「張り付き無し」で済ませることができるだろうか。全く同じ操業内容(=同じばく露状態)の日は二度と無いだろうし、改善後のデータのほうが悪くなる場合もありうる。やはり「適切に補正してからの比較」に備えて、操業状況を時々刻々と記録しておくための「張り付き」は大きな選択肢といえる。
(ただし、張り付く人の観察力にばらつきのあることが制約となる。全員が全員、安全安心株式会社の中川先生のような観察力があるわけではないので)。


【4】このあとの整備課題

 採取時は、呼吸域とアークの発生状況に主眼を置き、改善時には、アークの発生状況と換気状況に主眼を置くことになろう。両者の橋渡しをする「アークの発生状況」(タイミングと分布)をどの程度、張りついて記録するのか、依頼者ごとの「目的に見合った緻密さ」でアレンジし、提案していく能力が問われる。たとえて改善にコミットする期待度が初めから高いのであれば、張り付いている時間を有効活用し、換気設備の設置状況図・ダクト系統図などを簡単にスケッチしておけばよい。(その後に訪問すべき回数が減り、提案までが早くなる。)

 既存顧客の定期的な作業環境測定で入構する日に、個人ばく露測定を実施する場合、その段取りの確立。測定の作業物量が少なめの案件では、同日に行うことで合理化でき、料金も抑えることができるだろう。いっぽう、物量が目一杯の場合、同日にすることでむしろ「張り付き」が困難になる。張り付きが必須の案件では、営業員が加勢して巡回するなどの連携プレーを講じていく必要がある。

 サンプラーの保有台数の充足。当社では作業環境測定の個人サンプリング法を念頭に、7セットを保有する方針が確定。(個人ばく露測定では同日3エリアまで対応可能)。現在、発注済みの入荷待ち。
 機材の供給がたいへん混んでいますので、到着するまでは同日2エリア(4着)の物量に対応できるよう、レンタル機材で補っていきます。

 
 2021/04/24   (16/52週) 予防対策に文書2枚、用紙1枚
先週の火曜日、総務部より社員向けに2枚の紙が支給されました。

◆『新型コロナ 会社の取り組み』
これまで手を打ってきたことを整理し、当社の取り組みの全体像がわかるものです。このシートが出来たことは、次の点で有用でしょう。

・事業所所在地の自治体(寝屋川市)に、取り組みを明確に説明できる。
・社内への周知徹底。
・取り組みの細目について見直し・改善が行ない易い。

◆『新型コロナ 対応フロー』
「社員の同居家族に濃厚接触者が出た場合、通勤の可否は何を基準にどう判断するか?」など、ケースごとにフローチャートになったものです。
保健所の電話番号も記載されています。(大阪府の代表、および社員の住む個々の自治体への連絡先)


◆(従来の用紙)体温記録の活用事例
最近、お客様の事業所へ測定にうかがう際も、事前の入場手続きが厳格化してきています。
先日、「入場予定日から直近2週間の体温を記入せよ」という届出用紙をいただきました。当社では以前より、タイムカードの傍に「出勤前」・「退勤時」の体温を記入する用紙を設置し運用していました。
満欄になった過去のシートは、社長がPDFファイルにしてサーバーの共有フォルダに保管していましたので、出張員はそこで自分の過去の体温を参照し、手続きの用紙に記入することが出来ました。

 
 2021/04/03   (13/52週) 年度末の操業度を振り返る
さる3月は、ミーティングで「毎年こんなに綱渡りやった?」と声があがるほど、社員一同が緊迫するなかで乗り切っていきました。いったい何が起きていたのでしょう? ちょっと計数的にレビューしてみます。

作業指示書(作業指図書)の件数をベースに、昨年3月と本年3月の活動件数をカウントしました。

【活動総件数】48件→51件
【指示書の総件数】44件→45件 (※1日単位でカウントしたもの)
うち、サンプリング込み 33件→37件
うち、ラボ作業のみ   11件→ 8件
【指示書のない下見や対応】4件→6件
【夜勤・宿泊がらみ】3件→1件

これだけですと、とりたてて操業負荷の増加はみられません。
しかし内訳に入っていきますと、少し傾向が見えてきました。

【官庁の案件(リピート・不定期、新規)】1件→5件
【民間で新規性※のある案件】4件→9件
(※新規顧客や既存顧客の新ジャンル、あるいは受託がレアなジャンル)

官庁では、排ガス測定の案件2件で、スケジュール調整にやきもきしました。(施設側のご都合でサンプリング日の決まらない日々が続いたので)
民間では、溶接ヒューム法改正に伴う個人ばく露測定という一大テーマがまずあり、受託1軒目の出張説明会、ならびに測定実施までを同月にこなしました。

そのほか年度中にやってしまいたいという案件がいくつか舞い込み、内容的にもバラエティーに富んでいました。とりわけ土壌分析の案件において、測定仕様の擦り合わせに不備があり、土間コンクリートに穴をあける作業を急きょ、当社社員が3人がかりで行うことになる……という珍事件が発生。今年の年度末・最終の木曜日にふさわしい(?)クライマックスとなりました。

※木曜日は疲労がたまった所へ業務がたてこみがちで、一般的に労災リスクが高いといわれています。普段以上に落ち着いて作業するべき日ですね。

新年度となり、当社もまず自分たち自身が安全に活動できるよう、心がけと仕組みの両面から整えて行きたいと思います。

 
 2021/03/06   (09/52週) 事前準備のニーズを伝える説明会
溶接ヒューム法改正に伴い、当社でも個人ばく露測定が扱えるよう、対応を始めています。

この法改正には、解釈するのに曖昧な要素が多く(専門機関に問合せをしても「ケース・バイ・ケース」「実際のところは所轄の監督署に聞いて下さい」となる傾向)、加えて個人サンプラーという機材運用も目新しい。当社も昨年10月頃から検討ピッチを速め、ようやくこの4月の前半に、1件目の測定実施予定が立ちました。

個人ばく露測定を希望されるお客様には、「(測定スキルに慣れて)上手になってから測りに来てね」という先と、「不慣れでも良いから、とにかく早期に実施して欲しい」という先が居られます。当社としては小さく立ち上げて徐々に練度を上げ、対応規模を拡大する方針。そのため当社近隣の工場様で対象作業場が1エリアのみ、という案件で、モデル的に経験させていただくのが初回です。

個人サンプラーを用いる測定は、(個人ばく露測定にせよ作業環境測定にせよ)「事前準備」が大切だと言われます。新聞記者の「5W1H」のような感じで対象作業場の実作業のご事情を下見・ヒアリングし、そこから「均等ばく露作業」の観点に沿ってうまくヒュームを採取できるよう、現場のご協力を得ながら段取りを打合せねばなりません。

測定予定は決まったものの、当社も手探りの初体験。そのため「事前準備」についても留意が少なく、「測定当日の朝にでも、現場作業者の人と立ち話で詰めたら良いかなあ……」ぐらいの感覚でいました。ところが担当者の方から、「あらかじめ社内説明会の場を設けさせて欲しい(=測定機関がそこでしゃべって欲しい)」とのリクエストを頂いたのです。

ご社業が溶接関連の部材を製造しておられるため、測定の準備内容や流れを、現場作業の当事者のみならず(客先から相談されることのある)営業部員にも傍聴させたい。ついては自社の拠点間でWeb会議の形態をとりたいので、解説・実演・質疑も含めて対応して欲しい、とのこと。

このご要望に、私どもは並々ならぬプレッシャーを感じました。普段あらたまって発表などをする機会に乏しい上、よりによってこのような不明確・不正確な説明になりうるテーマだからです。
「営業マンをへこませるのに刃物は要らない。『分りにくい』と言えばいい」
「技術員をへこませるのに刃物は要らない。『正しくない』と言えばいい」。

それでも、引くに引けません。足掛け3週間という限られた期間で、パワーポイントの資料を作成(16画面で構成 ※そもそもパワポ自体、普段は縁のないツールです)。機材の写真などは手分けして撮りだめする一方で、当日訪問する中堅社員2名(営業と技術)で、3回ほど打合せや通しのリハーサルを行いました。
説明しようとすることで、自分たちの想定の曖昧さが露わになってきます。楽に始まるより、初回の案件がこのようなケースだったことで、当社はむしろ良いスタートが切れたのかもしれません。

そして先週末、「『事前準備』説明会 〜伝達と確認〜」と題し、どうにかミッションを終えることができました(解説と実演で約30分、質疑も含めて1時間弱)。

今回たまたまの行きがかりで作成したパワポ資料は、手直しすれば色々と活用できそうです(補充すべき箇所:@対象作業場とサンプラー装着対象者を絞りこむプロセス、Aサンプラーを装着する手順と写真)。技術部用と営業部用、それぞれ多目的に進化させ、続く案件のお客様への対応を深めて参ります。

 
 2021/02/13   (06/52週) 事務所フロアの模様替え
コロナ禍でありお正月気分を味わいにくかったこの年末年始、当社では事務所の模様替えを行いました。(什器の一部交換と補充を伴ったレイアウト変更。内装のリニューアル工事は伴わず。)
仮住まいを設けず、自社のマンパワーによって段階的に進めていったため、本工事が6週間、派生作業も加えて足掛け9週間の工期となりました。

社屋の本体棟は、幅が1スパン(7.4m)、長手が2スパンで南北に長い総2階の建物です。この2階に事務所機能のあるフロアがあり、現在では役員4名と社員2名が常駐ないし半常駐しています。

従来はこのフロアの北端に社長席(現・会長席)があり、スチールデスクと脇机による机の島を2つ配し、「昭和の事務所」と呼ぶべきレイアウトで長年運営されてきました。その後、パソコンなどのOA機器が事務所を少しずつ占有し始め、人員1人に対して「机がある」・「(その人専用の)脇机がある」・「(専門業務などで)デスクトップPCも別の席で使いたい」などとやっているうちに、限られた事務所スペースでの「足し算」にも限界が訪れました。また会社において情報資産は個人の抱え持ちから共有(チーム資産)の時代になり、ネットワークサーバーに格納した電子媒体だけでなく、紙媒体の資産についても共有しやすい置き方にする。そのことで顧客対応レスポンスの向上、ひいては世間様における当社の出番の増加につながるようになってきました。

このような背景から、やりたいというより充分に転機を迎えて放置できない状況となり、事務所レイアウトの抜本的な見直しに踏み切りました。

【10/27(火)】
・社長より2Fレイアウト変更の予定発表。
・社長夫人作成の平面図(添付画像の黒線部分)をもとに、社員に意見・アイデアを募集。(→異論なく、趣旨が素晴らしいので期待が高まる。)

【12/15(火)】◆本工事開始◆
・コピー機を1台撤去。
・LAN配線のHUBの系統を仮整備。(IT業者による)

【12/19(土)〜20(日)】
・役員の手作業により、什器レイアウトを大きく移動。

【12/25(金)】
・LAN配線のHUBの系統を仮整備。(IT業者による)
・共用端末(技術部・営業部)の場所移動。(IT業者による)

【12/27〜1/3】
・役員が適宜出勤し、こまごまと整備。

【1/6(水)】
・サーバーの移動など、SEレベルの作業。(IT業者による)

【1/19(火)〜20(水)】◆本工事終了◆
・LAN配線の確定(社長の指揮にて床にモール貼りなど)(IT業者)

【2/8(月)】
・更衣室ロッカーの入替え

あらためて完成後のレイアウトで勤務して感じられることは、書類棚・キャビネット類が多数追加されたこと、そして社長夫妻の固定席が出来たことです。

書類の収納改善における目玉は、営業部の顧客関係。50音順で横一文字に収納できるようになりました。このことにより、営業員が不在でも社長席のすぐ前に行けば、紙の資産が容易に検索できます。

社長夫妻の固定席、これは従来の北端という位置づけではなく、新しく北端に配したミーティング・テーブル(以前の居住区の食卓を多目的化したもの)の次に据えた形です。

今後も更衣室の棚の見直しなど、派生的な整備が続きますが、本工事としてはひとまず完結。社員も感謝して、これから新レイアウトの持ち味をじっくり引き出せていけたら良いなと思っています。

 
 2021/01/30   (04/52週) 局排設置工事の事業許可について確認
さる1月20日、当社が入会する商工会議所のビジネスサポートを活用し、行政書士の先生と面談してきました。テーマは局排設置工事を当社が元請として請ける場合の、事業許可の制約についてです。

当社の本業は、環境計量と作業環境測定です。そしてその派生業務・周辺業務についてもお客様に貢献できるよう、株式会社としての定款には事業範囲を幅広くうたってあります。

今回はそれとは別に、「なにか許認可としての縛りはあるのか?」という点を明確にするべく、ご教示を賜りました。結果、建設法という大枠のなかで、それなりに細分化された法体系のあることを確認できました。

今後はそれをもとに、当社としての「遵法ポリシー」と呼べるものを確立して参ります。出来ないことを「出来る」と思いこんで、お客様のコンプライアンスをおびやかさないためです。
その際のパラメータは下記のとおり。

・その案件は、税込みで 500万円以上の金額規模になるかどうか。
・その案件でタイアップする専門業者殿は、管工事業と機械器具設置工事業の許可を得ているか。(なおかつ、5年更新を維持しているか)
・エンドユーザー様から、発注書などに付記をしていただけるか。(例・500万円を超えるが、元請自身に事業許可がない旨を承諾し発注する)

「遵法ポリシー」は、随時見直してバージョンUPして参ります。

なお参考までに、かかる事業許可を当社自身が取得し維持することは、現在も将来も困難である旨、ご教示賜りました。

それと同時に、とある機械器具設置工事業者さんが付帯工事である管工事の取得を後回しにしていたら、そちらを単体で受注することが増えてきたケースなどもお聞きしました。

つまり「企業は生き物」と言われるように、現在の受注状況と、事業の許認可がミスマッチになっていないか、折をみて柔軟に点検することも大切のようです。

商工会議所様(と行政書士様)にはこのように手厚く導いていただけ、春からの案件対応に向け、良い下準備ができそうです。

 
 2020/12/06   (49/52週) 個人ばく露測定「事前調査」の具体方法に着手
溶接ヒューム法改正に伴う臨時の個人ばく露測定(1回必須、設備改善があればもう1回)に際し、詳細な測定仕様を決めるために事前調査が重要だと言われます。

その理由は、「仕事が均等(同じ)」というより「ばく露が均等(同じ)」というくくりで作業種別のカウントを求められ(『均等ばく露作業』)、そのカウント結果が測定の手間と見積金額に大きく影響するからです。

事前調査に際しては、立ち会うだけでも手間を割いていただく必要があり、お客様ごとのご要望に合わせたスタイルで行う選択肢を設けねばならないと思います。当社では先週から、「既存顧客に対する事前調査のスタイル」を1つ、立ち上げました。以下のような方法です。

◆技術部が、営業部のためのアンチョコを用意。
(事業所の航空写真と受託している作業環境測定の作業指図書を並べ、「この作業場がこの辺りにある」ことを示す引き出し線をつけ、1枚の紙にしたもの)
   ↓
◆営業部が、事業所を見学。
 (営業レベルで、均等ばく露作業の種別のくくりをカウントしてくる)
   ↓
◆営業部が技術部に、見学結果にもとづく考え(仮プラン)を伝達。
   ↓
◆技術部が、次回の作業環境測定で入場時、仮プランを検証。
  〜情報収集を補いつつ、批判的に測定仕様を整備する〜

 当社では、事前調査の全部を技術部に丸投げするのは負担が大きいと判断しました。
 ただし当然ながら、営業部員は専門職ではないので、上記の手順で見学する際は野帳(チェックシート)を持参し、せめて現場で頭が混乱しないよう備えて臨みます。

【野帳の項目例】
 [0.エリアナンバー(連番)]
 [1.建屋名>作業場・エリア名]
 [2.隣接する作業場]
 [3.全体換気などの現状]
 [4.作業者数]
 [5.作業種別×作業時間×人数]  ←※ここが何種類となるか、要判断
 [6.備考、補足(発散作業者の所属)]

上記の手順は、全く新規で受託する事業所様では使えませんが、「初めに営業部があたりをつける」点は共通するかもしれません。今後も順次、手法とそのバリエーションを急ピッチで整備していくことになります。


 
 2020/10/17   (42/52週) ONP研究所の紹介画面を作成
当社の技術提携先であるONP研究所を紹介する画面を作成し、リンクを張りました(10月13日付でアップロード)。

今年の5月連休ごろ、櫻井会長が事務机まわりの片づけをしていると、同研究所の業務案内のリーフレットが出てきました。そのリーフレットは約20年前に作られたものですが、内容を当社のホームページ上では紹介しないままになっておりました。

このたび櫻井会長が懐かしいリーフレットを目にして、「Webでも紹介してはどうだろう?」と思いたちました。指示を受けた営業部が、所長の大井先生と逐次お打合せをしながら、内容を若干、Web向きに整える準備を進めていきました。

このプロジェクトはお盆前後の完成を念頭に、目標管理をしていましたが、約2か月遅れで完成となりました。

画面はPDF形式で文字情報のみであり、大井先生には申し訳ないほど簡素な仕上がりです。しかし内容にはあらためて先生の監修が入っており、その意味ではONP研究所をオフィシャルにお伝えできていると思われます。

 
 2020/09/12   (37/52週) スケジュール黒板をリニューアル
さる8月31日(月)、現役社員にもOBにもお馴染みの黒板(第2分析室の入口の壁にかかった月間スケジュール)が、リニューアルされました。

昨今のスケジュール管理手法であれば、PCデータを活用するとか(※当社も営業部ではデータをテスト運用中)、便利なものがあるでしょうが、段取りが刻々と変わるスケジュールを技術部員が「一同で眺め、検討し、即刻共有する」というスタイルを支えるために、当社では黒板の活用が馴染んでいました。

それにしても、書けるのが1ヶ月分で「翌月すら書けない」不便さが一番のきっかけとなり、このたび社長主導により意見聴取と検討を重ね、黒板をホワイトボードに切り替えることになりました。

リニューアル後は、シート状のホワイトボードを重ね貼りし、半月分の表を4枚掲示。左側2枚を常に「翌月」のエリアとし、右側部分にサンプリング先(および測定ジャンル、出張担当者)を書いて行きます。

使い始めてみると、同じ面積でも「チョークで縦書き」するより「ペンで横書き」のほうが沢山かける上、黒板時代も活用していたマグネットの出番がさらに増え、「書く」という行為が大幅に減りました。その姿は韓国の食堂メニューさながらで、黒(濃緑)色から白色になったため、室内の雰囲気も明るくなりました。

もとの黒板さんの、永年にわたる活躍に一同感謝です。

 
 2020/08/14   (33/52週) 技術部メアドと空調服、運用開始
◆技術部メアド
8月4日から、会社の代表メールアドレスに加えて技術部の共用メアドが設置されました。
主たる目的は、教育です。日測協のメールマガジンなどを、技術部のフロアでじかに閲覧することで、時代に遅れない知見・感覚・判断力を養います。

ちなみにアカウント名は、技術部全員から公募されました。社長がそれらの応募作品から「文字数の収まり」「共用だとわかり易いか」「感覚の新しさ」などの着眼点から吟味し、最終的に部長と新入社員による2案をミックスする形で決まりました。


◆空調服
8月13日から、出張サンプリング用に空調服が支給されました。個人ごとに支給(※今回は既成品サイズで間に合う人を優先に)。

この夏は、暑い屋外作業でもマスクを着用したり、熱中症リスクが一段と高まっております。とりわけ炉に近接した排ガス測定などのほか、し尿処理施設の臭気測定にも重宝すると思われます。

 
 2020/07/23   (30/52週) 創業30周年・記念エコバッグ
創業30周年にちなんで、記念エコバッグを製作しました。
当社オリジナル・ロゴ入りで、図案は4タイプのなかから社内投票で決めたものです。

お取引先へのご挨拶用に作られましたが、社員にも、社長より(各自希望の色のものを)1つずつ支給されました。

環境系の事業に従事する当社社員が、コンビニでレジ袋などを消費していると、プラごみ減量やSDGs全般の趣旨に反します。努めてこのエコバッグを活用したいものです。

それとは無関係ですが、ラボ農園のほうも収穫の盛りを迎えつつあります。社員は野菜を持って帰るときにも、エコバッグを使ってしまうかもしれませんね。

 
 2020/06/21   (25/52週) サーバーずっこけ物語
もともと当社のパソコン環境は、部署ごとに共用のPCをスタンドアロンで運用していました。それを2年前(2018年5月)、サーバーを据えてネットワーク化。その構築を手掛けたのは、(既存の取引業者とコンペで競うことなく)当社から指名された、新規の業者でした。

そこからサーバーの活用が進むよう、社員たちが仕事の合間にデータ(主に文書ファイル)の保管方法を微調整していきました。
個々のデータの所在が「僕にだけはよくわかる」場所に隠れていないよう、端末のデスクトップに並んでいた玉石混交のアイコンを間引きしたり、顧客名の先頭にアルファベットをつけ、エクスプローラー上での視認性を高めたり……。保管してある情報を(より共有しながら)活用するために、不要な情報・もはや出番の無い情報は削除するか、保管場所を変える。これは企業活動の出来栄えを担う2大要素:「心がけ」と「仕組み」のうち、「仕組み」に関する道具立てを構築し、維持する活動でありました。

そして2年が経過した今月、サーバーが物理的にクラッシュ。バックアップの態勢は、アイテムの面では万全でした(ローカルデバイスとクラウドの両面からの支え)。しかしその直後、困ったことが発覚します。

破損したこと自体は想定内とも言える事象でしたが、業務が滞らないようバックアップをどういう形で取っておくか、その方針に曖昧さが潜在し、コンセンサスが抜けていました。その結果、「差分追加型」のバックアップデータから業務環境を復元するのが、唯一の選択肢となりました。

こうして復元されたデータの状態は、「必要なもの」は一切消えていない反面、整理整頓する以前のデータが最新の「必要なもの」と併存する形になっていたのです。
この状態は、たとえて麻雀やポーカーで自分の手を作っているとき、牌やカードの顔ぶれに、捨てた牌や一巡前・二巡前の手などが枚数を超過した形で手元に混然と戻ってきている状態です。

「文書ファイルのくくりと配列については、それ自体が情報であり、付加価値であり、本業を遂行するための判断材料だったのです」という当社の主張に対し、業者側の受け止め方は、「それはひとつの運用スタイルであって、普遍的な価値尺度ではない」(=業者として過失は無い)というものでした。その前置きのもと、同じ名前のファイルに関するディレクトリを列挙して示す表の提供が申し出られました。その表を参照しながら、当社側のマンパワーでデータを掃除していく方向で、話が落ち着きました。

この出来事(解釈の相違)により、当社はこの業者とのミスマッチを初めて自覚するに至ります。今後、この業者に社業を盛り立ててもらえるよう、当社はこちらの望むニーズを根気よく伝えていくことになります。

かくしてサーバーを提供した業者は、「サーバー」というものの役割を体現するような保守活動は、してくれていなかった。
ひるがえって当社自身も「測定・計量」というものの役割を体現するような活動が、果たしてできているだろうか?

そのことを常に自己チェックして行きたいものです。当社も顧客をずっこけさせる側にならないために。

 
 2020/05/30   (22/52週) 来期への布石と備え

当社の決算日は5月31日。したがって先週末は期末の最終稼働日で、終礼でも技術部長より総括コメントがありました。(詳細は省略)

◆営業活動では、見積書の最終採番が先期239番→今期272番と増加。

見積件数は増加しました。ただし内訳としてリピート見積が含まれ、又その中でもお客様の内部統制やワークフロー整備による提出機会の増加もみられます。
2月・3月に引合いが集中しましたが、コロナの影響のせいか休眠している案件がいくつかあります。6月になり、それらが起き上がって来た場合は鋭意対応して参ります。

◆機材では、期末ラストに微風速計を調達。

数台ある微風速計は、順々にバージョン・アップして更新されます。今回調達したのは、柴田科学(株)製「ワイヤレス風速・温度計」(ISA-101)。
既存の機材と比べ、とにかく軽い。測定員としては、そこそこ重量のある機材のほうが現場で安心して使えるとのこと。時代と逆行しないよう、努めて慣れていく必要があります。

◆通勤のコロナ対応が一区切り。

コロナ第1波に対する自粛は一区切りをつけ、来週より電車組は(バイク等から)電車通勤に戻り、時差出勤だった人も通常出勤に戻ります。

コロナ影響下でスタートする新決算期、お客様とともに、少しでも良い内容を描いていけたらと願います。

 
 2020/04/18   (16/52週) 一般競争入札に初参加
さる4月7日、隣接県の官庁(自治体)で行われた一般競争の入札案件に、当社も応札しました。人が出向いての古典的な入札ではなく、郵便入札の形態で行われ、結果は他社殿が落札されました。

普段、指名競争入札にはよく参加していますが、一般競争入札への参加は、当社として初体験となります。

今回の案件(水質検査に類するもの)は従来、指名競争入札の形で毎年運営されていました。それが自治体側の方針で一般へと扱いが変わり、(当社は従来の応札業者・請負実績業者としてご案内を頂戴できたので、)応札してみることにしました。

入札の応札にあたっては、毎年もしくは数年ごとに行われる「入札参加資格登録」を済ませてあることが前提。指名競争入札では、多くの自治体でこの手続きが11月〜2月に集中し、応札希望業者が事務手続きに奔走するのが風物詩となっています。

このたび一般競争入札への参加にあたり、指名競争で済ませてある登録手続きでは流用できず、一般は一般であらためて登録するという体験をいたしました。

今回いただいた開札結果を拝見しますと、応札した業者は指名競争の時代と変わらない、いつもの顔ぶれでした。「未知の業界から多数参入して、今まで見たことのない安値で落札していった」というような現象ではなかった点は、少し安堵した思いです。

業界の専門性というものが、ある程度認知された上での結果なのかもしれません。

 
 2020/04/11   (15/52週) 工業用マスクの仕様を変更
当社の測定員が出張サンプリングの際に着用する工業用マスクを、このたび別のものに切り替えました。

これまで当社で採用していたマスクは3種類。
・面体と交換フィルターで構成される防じんマスク(粉じん作業場用)
・面体と吸収缶で構成される防毒マスク(有機溶剤作業場用)
・両方の作業場で使用する簡易的な使い捨てマスク

使い捨てマスクは、一般の白いマスクのような外観をした中に、活性炭の層を備えたもので、かなり微細な粉じんも捕集できるものでした。

ところがこのマスク、昨今の新型コロナウイルスの影響で、社内在庫が切れても調達の見通しが立ちにくい状況となってきました。

このような背景もあり、このたび面体をかぶって使用するタイプの合理化を図り、共通の面体で粉じんと有機の両方をまかなえるものに変更しました。(フィルター・吸収缶ともに着脱できるもの)

普段の出張装備が軽くなれば、従来なら使い捨てマスクで済ませるような(有害物質の濃度が低い)作業場でも、手間どらずに面体をかぶって測定作業に入れるようになるはずです。

 
 2020/02/01   (05/52週) 創立記念日の朝
1月最終日だった先週末の金曜日は、当社の創立記念日でした。
平成2年の創業から、この日で30年。
晴れて迎えた朝は、暖冬とはいえ、冷えて凛としています。

技術部員は全員、早朝から2チームに分かれてサンプリングに出発しており、ラボは無人の朝でした。

(夕方から人が会社に戻り初め、ちょうど2日前に開通した阪神高速「信濃橋渡り線」を使って帰った……などの話題が出ました。)

 
 2019/12/07   (49/52週) 普通騒音計を更新
当社で保有する騒音計のうち、老朽化した1台を更新しました。
(リオン 音響振動測定器 NL-42 EX)

調達したのは製造元の最新シリーズではないようですが、(他の既存機器を含めて)解析ソフトとのインターフェースを考慮すれば、当社に合った選択のようです。

ちなみに機器名称に「振動」がつきますが、当社の測定ジャンルでの運用では、騒音のみに使用します。(振動はマイクではなく、ピックアップを使用)

 
 2019/11/30   (48/52週) 計量関係の功労者表彰
11月29日(金)、ホテルアウィーナ大阪で開催された(一社)大阪府計量協会「令和元年度 大阪府計量関係功労者表彰式」で、当社の櫻井会長が「計量関係事業経営者」の枠で表彰を賜りました。(大阪府知事表彰・受賞3名のうちの1人)
式典には、会長に社長が随行しました。

会社では昼休み、現役社員の測定員がお祝いのキャッチボールをしました。
左利き用のグローブは、会長より支給されたものです。

前日の曇天とはうって変わり、小春日和の一日。


 
 2019/11/23   (47/52週) 分析設備の更新(ケルダール)
当社ラボで使用しているケルダール窒素分解装置が、老朽化のため11月19日に更新されました(宮本理研工業(株)製・KL-3E)。

検体中の窒素Nの含有量を定量する際、炭素Cのからんだ有機化合物になっていると検出できない(どこに居るのかわからない)ので、熱を加え、無機化合物であるアンモニア(NH3)に変えて定量する手法が広く普及しています。ケルダールはそのための装置で、熱源は100V電源の電気です。

旧台さん、大変お疲れ様でした。新台さん、年季の入ったドラフトチャンバーの中で、若い力を発揮して下さい。(お隣のホットプレートもまもなく更新しますので)


 
 2019/10/22   (43/52週) 平成29年度の測定・計量受託ジャンル構成
当社の決算期「平成29年度」(2017.6〜2018.5)の受託内容の構成を、金額ベースではなく件数ベースで集計し、その前年期(平成28年度、2016.6〜2017.5)と比較してみました。

比較の結果、年間総受託件数:955→1356(42%増)、うち作業環境測定:602→666(11%増。内訳:粉じん224→251、有機291→321、騒音38→50、ほか)でした。

円グラフだけを見比べると、まるで作業環境測定が下火になったような雰囲気。しかし実際は件数が伸びており、むしろ環境計量がそれ以上に加わっていたのが実情のようです。

ちなみに件数のカウント方法は、作業環境測定については単位作業場所ののべ件数(つまり1つの作業場なら年に2回測るので、通年カウントは2となる)とし、いっぽう環境計量のほうは、人工(にんく)や拘束時間の短いジャンルは受託単位で1件(排水検査の採水ポイントが5か所あってもカウントは1)、そうでない排ガス測定などは設備1基につき1件扱いとしています。


 
 2019/10/12   (41/52週) ポンプ機材の更新
当社で保有する、空気を吸うポンプに類する機材は4種類ほどありますが、そのうち「ハイボリウムエアサンプラー」(現場呼称:ハイボリ、H-V)の全てに老朽化が見られたため、この10月1日付で更新しました。

新機材は前回同様、柴田科学(株)製で、今回の型番はHV-500R。(写真左側の、ブルーのツートンカラーのもの)
当社の受託傾向として、このハイボリに出番のある案件は比較的少ないです(鉛の空気環境測定や、シックハウス測定など)。

ちなみに排ガス測定や、粉じん作業場の作業環境測定で使用するポンプは「ローボリウムエアサンプラー」(ローボリ、L-V)。いずれも、ただ空気を吸うだけのポンプではなく、単位時間あたり何リットル吸うのかを設定できる機能があります。空気中の有害物質の濃度を測定する際、その物質ごとに法令下のガイドラインに定められた空気の吸引量があるので、それに従って現場の空気をろ紙なりバブラー(液体捕集機材)にくぐらせます。

新旧の機材を見比べますと、筐体のサイズ感に大きな差はありませんが、操作盤がタッチパネルに代わっています。現場で運搬・設営中、他の機材とぶつけて破損すると大変なので、ボディーの面取りの斜面に操作盤を移動してある点がよく配慮してありますね。

新台くん、よろしくです。そして旧台くん、長い間お疲れ様。

 
 2019/09/28   (39/52週) 局排の代理店業務を開始
令和元年は、当社にとって「局排(局所排気装置)元年」となりました。

本業である計量証明事業・作業環境測定機関に付随したサービスとして、設備工事案件のご相談を賜ることはあるのですが、当社自体が元請けとなった例は、これまでに排気ダクト改修工事(2011年)の1例が見られる程度。

それから8年後の今年、工場換気のダクトだけではなく、局所排気装置(※広義の総称)から任せていただける機会を得ました。

ジャンルは、印刷工場様におけるプッシュプル型換気装置です。
おおよその工期は、5月連休明けに施主様・専門業者殿と3者でキックオフ・ミーティング、そこから詳細図面起こしを経て6月下旬に労働基準監督署へ届出申請。8月盆明けに設置工事、そして先週の9月末に完成検査をパスしました。

当社にとって、この経験ができたメリットは、局所排気装置の定期自主点検の代行業務のスキルアップ、そして最も本業である作業環境測定そのものの理解が深まったことです。

いっぽうお客様にとって、元請を当社にされたメリットを推察すると、設備を新設するプロジェクト中の進捗状況や留意事項がわかり易い点と、敷設後に設備を「使いこなす」段階で、その後も定期的に訪問する測定機関からのフォローが得られる点があると思われます。

初体験がプッシュプル型換気装置、というのも特異なケースかもしれませんが、逆にいえば「度胸がついた」経験となりました。今後は囲い式フード、外付け式フード等、工場換気の他ジャンルも経験させていただき、様々な業種における作業者様の健康障害防止に携われるようになって行きたいものです。

 
 2018/08/18   創業時の精神をこめた社是・社訓
創業時および創業後に、創業者・櫻井益雄(現会長)が定めた社是・社訓には、下記のものがあります。

【企業理念】
1.社会に貢献することをもって人間としての幸せを追究する。
2.常に誠意をもって人に接し、信頼と責任ある企業人を追究する。
3.社会の進歩に合わせた技術を磨き、もって創造ある企業の発展を追求する。


【社員心得】
1.生かされている身のありがたさを知ること。
2.二度なき人生を精いっぱい生き、悔いの無いようにすること。
3.他人の痛みがわかる心やさしい人であること。
4.言葉づかい・姿勢を正しく、好感の持てる人になること。
5.ふる里・家族を誇りとし、会社を愛すること。
6.思い定めたことは必ずやり通す、根性を持つこと。
7.他人の為に汗を流す、献身的な心を養うこと。


【社員心得(第二弾)】
1.正確にやる。
2.速くやる。
3.出来る限り、安くやる。(経費のかからないように)
4.顧客の希望にそうようにやる。
5.社員が喜ぶ事をやる。


【我が社の「三方よし」】
1.顧客よし
2.我が社よし
3.社会よし


 
 2018/06/23   平成28年度の測定・計量受託ジャンル構成
当社では6月が決算期のスタートなので、先月までが「平成29年度」でした。
先期の締めはこれからとして、先々期の内容を振り返ってみます。

下のグラフは、当社「平成28年度」(2016.6〜2017.5)の受託内容の構成を、金額ベースではなく件数ベースで集計したもの。

件数のカウント方法は、作業環境測定については単位作業場所ののべ件数(つまり1つの作業場なら年に2回測るので、通年カウントは2となる)とし、いっぽう環境計量のほうは受託単位で1件(排水検査の採水ポイントが5か所あってもカウントは1)としています。
この平成28年度については、社内伝票である「作業指示書」をもとに、社長みずからパソコン入力作業を行ない集計。

結果は年間総受託件数:955、うち作業環境測定:602(粉じん224、有機291、騒音38、ほか)

創業当初からこのような構成ではありませんし、今年についてはもう既に、変化の兆しが出ています。どのジャンルでもしっかりと、健康障害防止に携われるよう取り組んで参ります。

 
 2018/06/05   社章にある新旧の略称
当社のロゴマークは、創業者の櫻井益雄(現会長)が自らデザインしました。

アルファベットの略称が上段・下段に見えますが、
上段は現在の屋号「関西環境リサーチ株式会社」を略したもの。
下段は、創業当初の屋号「エムエス診断技研株式会社」を略したものです。