水質調査、騒音振動測定など環境調査は、関西環境リサーチ株式会社にお任せ下さい

「創」KER創業アーカイブ
会社の歴史を各駅停車で気ままにレビュー。現役社員はこの流れの先に。
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 2019/12/07   (49/52週) 普通騒音計を更新
当社で保有する騒音計のうち、老朽化した1台を更新しました。
(リオン 音響振動測定器 NL-42 EX)

調達したのは製造元の最新シリーズではないようですが、(他の既存機器を含めて)解析ソフトとのインターフェースを考慮すれば、当社に合った選択のようです。

ちなみに機器名称に「振動」がつきますが、当社の測定ジャンルでの運用では、騒音のみに使用します。(振動はマイクではなく、ピックアップを使用)

 
 2019/11/30   (48/52週) 計量関係の功労者表彰
11月29日(金)、ホテルアウィーナ大阪で開催された(一社)大阪府計量協会「令和元年度 大阪府計量関係功労者表彰式」で、当社の櫻井会長が「計量関係事業経営者」の枠で表彰を賜りました。(大阪府知事表彰・受賞3名のうちの1人)
式典には、会長に社長が随行しました。

会社では昼休み、現役社員の測定員がお祝いのキャッチボールをしました。
左利き用のグローブは、会長より支給されたものです。

前日の曇天とはうって変わり、小春日和の一日。


 
 2019/11/23   (47/52週) 分析設備の更新(ケルダール)
当社ラボで使用しているケルダール窒素分解装置が、老朽化のため11月19日に更新されました(宮本理研工業(株)製・KL-3E)。

検体中の窒素Nの含有量を定量する際、炭素Cのからんだ有機化合物になっていると検出できない(どこに居るのかわからない)ので、熱を加え、無機化合物であるアンモニア(NH3)に変えて定量する手法が広く普及しています。ケルダールはそのための装置で、熱源は100V電源の電気です。

旧台さん、大変お疲れ様でした。新台さん、年季の入ったドラフトチャンバーの中で、若い力を発揮して下さい。(お隣のホットプレートもまもなく更新しますので)


 
 2019/10/22   (43/52週) 平成29年度の測定・計量受託ジャンル構成
当社の決算期「平成29年度」(2017.6〜2018.5)の受託内容の構成を、金額ベースではなく件数ベースで集計し、その前年期(平成28年度、2016.6〜2017.5)と比較してみました。

比較の結果、年間総受託件数:955→1356(42%増)、うち作業環境測定:602→666(11%増。内訳:粉じん224→251、有機291→321、騒音38→50、ほか)でした。

円グラフだけを見比べると、まるで作業環境測定が下火になったような雰囲気。しかし実際は件数が伸びており、むしろ環境計量がそれ以上に加わっていたのが実情のようです。

ちなみに件数のカウント方法は、作業環境測定については単位作業場所ののべ件数(つまり1つの作業場なら年に2回測るので、通年カウントは2となる)とし、いっぽう環境計量のほうは、人工(にんく)や拘束時間の短いジャンルは受託単位で1件(排水検査の採水ポイントが5か所あってもカウントは1)、そうでない排ガス測定などは設備1基につき1件扱いとしています。


 
 2019/10/12   (41/52週) ポンプ機材の更新
当社で保有する、空気を吸うポンプに類する機材は4種類ほどありますが、そのうち「ハイボリウムエアサンプラー」(現場呼称:ハイボリ、H-V)の全てに老朽化が見られたため、この10月1日付で更新しました。

新機材は前回同様、柴田科学(株)製で、今回の型番はHV-500R。(写真左側の、ブルーのツートンカラーのもの)
当社の受託傾向として、このハイボリに出番のある案件は比較的少ないです(鉛の空気環境測定や、シックハウス測定など)。

ちなみに排ガス測定や、粉じん作業場の作業環境測定で使用するポンプは「ローボリウムエアサンプラー」(ローボリ、L-V)。いずれも、ただ空気を吸うだけのポンプではなく、単位時間あたり何リットル吸うのかを設定できる機能があります。空気中の有害物質の濃度を測定する際、その物質ごとに法令下のガイドラインに定められた空気の吸引量があるので、それに従って現場の空気をろ紙なりバブラー(液体捕集機材)にくぐらせます。

新旧の機材を見比べますと、筐体のサイズ感に大きな差はありませんが、操作盤がタッチパネルに代わっています。現場で運搬・設営中、他の機材とぶつけて破損すると大変なので、ボディーの面取りの斜面に操作盤を移動してある点がよく配慮してありますね。

新台くん、よろしくです。そして旧台くん、長い間お疲れ様。

 
 2019/09/28   (39/52週) 局排の代理店業務を開始
令和元年は、当社にとって「局排(局所排気装置)元年」となりました。

本業である計量証明事業・作業環境測定機関に付随したサービスとして、設備工事案件のご相談を賜ることはあるのですが、当社自体が元請けとなった例は、これまでに排気ダクト改修工事(2011年)の1例が見られる程度。

それから8年後の今年、工場換気のダクトだけではなく、局所排気装置(※広義の総称)から任せていただける機会を得ました。

ジャンルは、印刷工場様におけるプッシュプル型換気装置です。
おおよその工期は、5月連休明けに施主様・専門業者殿と3者でキックオフ・ミーティング、そこから詳細図面起こしを経て6月下旬に労働基準監督署へ届出申請。8月盆明けに設置工事、そして先週の9月末に完成検査をパスしました。

当社にとって、この経験ができたメリットは、局所排気装置の定期自主点検の代行業務のスキルアップ、そして最も本業である作業環境測定そのものの理解が深まったことです。

いっぽうお客様にとって、元請を当社にされたメリットを推察すると、設備を新設するプロジェクト中の進捗状況や留意事項がわかり易い点と、敷設後に設備を「使いこなす」段階で、その後も定期的に訪問する測定機関からのフォローが得られる点があると思われます。

初体験がプッシュプル型換気装置、というのも特異なケースかもしれませんが、逆にいえば「度胸がついた」経験となりました。今後は囲い式フード、外付け式フード等、工場換気の他ジャンルも経験させていただき、様々な業種における作業者様の健康障害防止に携われるようになって行きたいものです。

 
 2018/08/18   創業時の精神をこめた社是・社訓
創業時および創業後に、創業者・櫻井益雄(現会長)が定めた社是・社訓には、下記のものがあります。

【企業理念】
1.社会に貢献することをもって人間としての幸せを追究する。
2.常に誠意をもって人に接し、信頼と責任ある企業人を追究する。
3.社会の進歩に合わせた技術を磨き、もって創造ある企業の発展を追求する。


【社員心得】
1.生かされている身のありがたさを知ること。
2.二度なき人生を精いっぱい生き、悔いの無いようにすること。
3.他人の痛みがわかる心やさしい人であること。
4.言葉づかい・姿勢を正しく、好感の持てる人になること。
5.ふる里・家族を誇りとし、会社を愛すること。
6.思い定めたことは必ずやり通す、根性を持つこと。
7.他人の為に汗を流す、献身的な心を養うこと。


【社員心得(第二弾)】
1.正確にやる。
2.速くやる。
3.出来る限り、安くやる。(経費のかからないように)
4.顧客の希望にそうようにやる。
5.社員が喜ぶ事をやる。


【我が社の「三方よし」】
1.顧客よし
2.我が社よし
3.社会よし


 
 2018/06/23   平成28年度の測定・計量受託ジャンル構成
当社では6月が決算期のスタートなので、先月までが「平成29年度」でした。
先期の締めはこれからとして、先々期の内容を振り返ってみます。

下のグラフは、当社「平成28年度」(2016.6〜2017.5)の受託内容の構成を、金額ベースではなく件数ベースで集計したもの。

件数のカウント方法は、作業環境測定については単位作業場所ののべ件数(つまり1つの作業場なら年に2回測るので、通年カウントは2となる)とし、いっぽう環境計量のほうは受託単位で1件(排水検査の採水ポイントが5か所あってもカウントは1)としています。
この平成28年度については、社内伝票である「作業指示書」をもとに、社長みずからパソコン入力作業を行ない集計。

結果は年間総受託件数:955、うち作業環境測定:602(粉じん224、有機291、騒音38、ほか)

創業当初からこのような構成ではありませんし、今年についてはもう既に、変化の兆しが出ています。どのジャンルでもしっかりと、健康障害防止に携われるよう取り組んで参ります。

 
 2018/06/05   社章にある新旧の略称
当社のロゴマークは、創業者の櫻井益雄(現会長)が自らデザインしました。

アルファベットの略称が上段・下段に見えますが、
上段は現在の屋号「関西環境リサーチ株式会社」を略したもの。
下段は、創業当初の屋号「エムエス診断技研株式会社」を略したものです。